2013年7月6日土曜日

座繰りを始めます。

繭が出来上がりました。
染色教室の生徒さんから、「座繰りがしてみたい」とのご要望があがり、座繰り教室オープンです。
お蚕を育てたことはあるけど、その後どうやって糸にするか分からない・・・という方が多いですね。

☝の黒い着物は、大正6年生まれの方が、自分で糸を挽き織り、染め屋さんで染めて、自分で縫って、婚礼衣装にした着物です。
裾の所だけにこのような花模様が染めてあります。

そして家紋は、五つ紋ですから祝い事の正装です。
私の母などは、「結納」と呼んでいました。
婚家から結納品として送られ、花嫁衣装とし、親戚縁者、子や孫の結婚式に着たのです。
持参の場合は実家の紋、結納品として送られた場合は婚家の紋が入ります。


☝は、座繰り器です。
やはりこの道具も、日本人の英知の塊というべき道具です。
動かして見ないと分からないですから、
7月12日 金曜日 10時から公園内「森のあとりえ」にお出かけください。
午前中2時間、講習料1500円です。